【氷室万頭】2025年 予約販売スタート!特別な三種類の餡が魅力
こんにちは。
石川県金沢市の和菓子屋「清香室町(せいかむろまち)」です。
今年も清香室町オンラインショップにて氷室万頭の予約販売を実施いたします!
金沢は古くから茶の湯文化が栄えた土地で、三大和菓子処として今でも和菓子作りが盛んな地域です。
その金沢の伝統的な和菓子である「氷室万頭」は、江戸時代に氷が高価で手が届かなかった庶民が、氷に見立てた白い麦万頭を食べるようになったことから誕生したと言われています。
また、加賀幕政期、前田家は旧暦6/1に氷室の中の氷を江戸まで献上しており、その際無事に氷が届くようにと万頭を神仏に奉納したのが、現在に伝わったという説もあります。
この伝統が「氷室の日」の由来となり、現在では金沢を中心に、夏の無病息災を願う日として親しまれています。
そして「氷室万頭」は、その日に食べる縁起菓子として金沢の多くの家庭で親しまれてきました。


江戸時代には氷は非常に貴重であったため、冬になると「氷室」と呼ばれる貯蔵庫(氷室小屋)に雪を詰め、保管していました。
なお、氷室万頭の3色には意味が込められており、諸説ありますが、
・緑は健康
・白は清浄
・紅は魔除け
といわれていおり、これらの色合いは、無病息災を願う意味が込められています。
今年の氷室の日は、ご家族やご友人と清香室町の縁起のいい氷室万頭を召し上がってみてはいかがでしょうか。

清香室町の氷室万頭
清香室町の氷室万頭はイースト菌を使ったふわふわな生地が特徴です。中には丹精込めて炊き上げた自家製のこし餡が。粒よりの北海道産小豆をじっくり炊き上げ、皮の風味に合うように甘さとバランスを調整しました。
白生地には小豆こしあん、紅生地には加賀棒茶あんを、そして緑生地には地元金沢の醤油処「大野町」のヤマト醬油味噌様の塩糀を使用した塩糀あんを使用。
飽きることなく三者三様の味わいを堪能できます。

大ぶりですが軽く食べられ、お子様からお年寄りまで幅広く好まれるお万頭です。
氷室万頭はこし餡の入った丸い酒万頭で、皮は白、赤、緑の三色が基本ですが、各和菓子店によってさまざまな特徴があり、その違いを楽しむのも県民ならではの氷室万頭の食し方です。
氷室万頭は賞味期限が短いため店舗販売のみのお店が多いですが、清香室町のオンラインショップでは、風味を損なわないようにできたてを急速冷凍したものを販売いたします。
遠方にお住まいの方への贈り物や、忙しくて金沢になかなか帰ってこられない方はぜひ、当店のオンラインショップにてお買い求めください。
ご予約について
今年の注文は締め切りました予約販売期間中に、オンラインショップにてご予約ください。
【予約販売期間】6/13(金)~6/26(木)
【価格】10個入り 1,836円(税込)
※オンラインショップで販売する氷室万頭は冷凍状態でお届けします。石川県近隣にお住まいの方で通常の氷室万頭をお求めの方はお電話にてご予約ください。
ご注意
- 6月30日着(冷凍:クール便+220円)でお届けします。
- 1箱10個入、色は白4個、紅4個、緑2個の固定で変更はできませんので、予めご了承ください。
- ご家庭用の簡易包装です。ギフト包装は致し兼ねますのでご了承ください。
- 予定数量に達したら、予告なく予約販売を終了する場合があります。
美味しいお召し上がり方
- 常温で自然解凍します(約2時間)
- フィルムをとり、霧吹きで万頭の両面を濡らします。
- ラップをかけ、電子レンジ(500W)で15秒ほど温めてお召し上がりください。


ご予約をお待ちしております。